スタッフ

飯塚花笑監督写真

kasho iizuka

飯塚花笑監督・脚本

1990 年生まれ。群馬県出身。
大学在学中は映画監督の根岸吉太郎、脚本家の加藤正人に学ぶ。トランスジェンダーである自らの経験を元に制作した「僕らの未来」は、ぴあフィルムフェスティバルにて審査員特別賞を受賞。国内のみならず バンクーバー国際映画祭等、国外でも高い評価を得た。大学卒業後は「ひとりキャンプで食って寝る」(TV 東京)に脚本で参加。フィルメックス新人監督賞 2019 を受賞するなど活躍している。2020 年 4 月、「映画をつくりたい人」を募集するプロジェクト『感動シネマアワード』のグランプリ作品6作品のうちの1つに選ばれる。

コメント

この映画を作ろうと思い立ったのは、かれこれ5、6年前だろうか。まだまだ自身の性別や、これから生きていく道に迷い、そんな最中に生まれたのが「フタリノセカイ」です。
世界に一つだけのフタリだけの愛のカタチを描くことによって、誰かの常識をぶち壊したい。世間で語られる幸せのカタチに疑問を呈したい。そんな想いでこの作品をつくりました。この作品が誰かの心の支えとなりますように。そして多くの方々の元へ届きますように…。

撮影監督写真

kenichi negishi

根岸憲一撮影

撮影監督協会会員番号 777
小津安二郎監督・成瀬巳喜男監督・溝口健二監督の撮影担当した玉井正夫氏に弟子入り、次に大島渚監督の撮影担当した高田昭氏を師事し、武智鉄二監督の「白日夢」の撮影助手を務める。その後、川上皓一氏・篠田昇氏を師事。撮影監督デビューは黒沢清監督の「地獄の警備員」。代表作は「淵に立つ」「島田洋七の佐賀のがばいばあちゃん」。香川京子さん出演の「青時雨」ではインドのノイダ国際映画祭で優秀撮影賞を受賞。戸田彬弘監督とは「ねこにみかん」「名前」(新人監督映画祭準グランプリ)、深田晃司監督とは「歓待」(東京国際映画祭 ある視点部門作品賞)「いなべ」(沖縄国際映画祭グランプリ)「ほとりの朔子」(ナント三大陸国際映画祭グランプリ)「淵に立つ」(カンヌ国際映画祭ある視点部門準グランプリ)「よこがお」(ロカルノ国際映画祭メインコンペ) 「ファンキーモンキーティーチャー4」吉岡誠監督 「こはく」横尾初喜監督 「only silver fish」西田大輔監督 「僕の中のオトコの娘」窪田将治監督 「横たわる彼女」戸田彬弘監督 「きらきら眼鏡」犬童一利監督など。

音楽写真

Hiroyuki Onogawa

小野川浩幸音楽

『水の中の八月』『ユメノ銀河』ベルリン映画祭パノラマ部門、『五条霊戦記』『ELECTRIC DRAGON 80000V』『鏡心』の石井岳龍監督作品全ての音楽を担当する。深田晃司監督作品『さようなら』東京国際映画祭コンペディション部門、『淵に立つ』カンヌ国際映画祭「ある視点」部門 審査員賞受賞、『海を駆ける』『よこがお』ロカルノ国際映画祭コンペティション部門の音楽を担当する。楽曲を提供したイギリスドキュメンタリー映画『John Was Trying to Contact Aliens』のMatthew Killip監督がサンダンス映画祭短編ドキュメンタリーグランプリ受賞。